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コニャック警部放浪記:手近な上司を蹴り倒して街へ出よう

食えよ肥えよと声がする

カニ喰って食中毒

カニは足が早いので要注意ですよ。
もともと独特の臭みがあるので、気づきにくいかもしれませんが…

しかしこの時期に食中毒ってことは、去年の冷凍カニを使用していてそれが古かったのか、それとも今年のカニだけれども、気温が高くて腐っちゃったか…どっちでしょう?
# by policecognac | 2006-11-23 22:57 | 良いnewsと悪いnewsがあります

PLEASE TEACH ME ENGLISH

日本のドラマ、台湾ではどんなタイトルか?

逆も又然り、海外の映画のタイトルが日本語ではえらいことになってるものもよくあります。
今手元にWOWOWの今月号の冊子があるので、いくつか紹介してみましょう。

まずは原題=邦題
 •CHARLIE AND THE CHOCOLATE FACTORY
  →「チャーリーとチョコレート工場」(2005.米)
 •CINDERELLA
 →「シンデレラ」(1950.米)
 •OCEAN'S ELEVEN
 →「オーシャンと11人の仲間」(1960.米)
 •OCEAN'S TWELVE
 →「オーシャンズ12」(2004.米)
 •EXORCIST: THE BEGINING
 →「エクソシスト ビギニング」(2004.米)
 •大事件(BREAKING NEWS)
 →「ブレーキング•ニュース」(2004.香)
 •HIDE AND SEEK
 →「ハイドアンドシーク/暗闇のかくれんぼ」(2005.米)

んー、最近の映画は原題をまんまカタカナに直したのが多いですね。簡単な英語なら、たいていの人が理解できるようになってきているからでしょうか?面白みは少ないですが…あと、原題のカタカナ表記に補足を付け加えるのも多いですね。


次、原題とちょっと違うけどニュアンス的にはわかる邦題(長い)

 •HERBIE: FULLY LOADED 
 (直訳:ハービー満タンです)
 →「ハービー/機会じかけのキューピッド」(2005.米)
コニャックの英語能力は中学生レベルですので、直訳のまずさはあしからず。
機会じかけのキューピッド、はよくわかりませんが、なんとなく元気でおてんばな感じが伝わってきます。満タン状態、準備オッケー!みないな(なんだそれ)

•DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS 
 (直訳:汚れた(みだらな?)ダンス:ハバナの夜)
 →「ダンシング•ハバナ」(2004.米)
直訳のレベルの低さにはもう眼をつぶって下さい。ダーティダンシングという映画の続編らしく、キューバからやってきた女子高生がハバナで一夏のアバンチュールを繰り広げるという青春もの。邦題はストレートでシンプルに。

•SAVED! 
 (直訳:助けて!)
 →「助けて、神サマ!」 (2004.米)
図らずも神様の教えに背いてしまったクリスチャンの少女のコメディ、ということで、神サマ!でコメディらしさが強調されてますね。確かに、SAVED!だけだとどこのサスペンスかと…

•VIEW FROM THE TOP 
 (直訳:頂上からの景色)
 →「ハッピー•フライト 」(2003.米)
国際線スッチーを目指す田舎娘が、仕事に恋に大忙し!という映画。原題のTOPは、仕事や恋においても最高を目指すわ!みたいなノリだと思われますが、邦題のハッピーフライトでそれがより明確に。個人的には、おとなしめの原題の方が好みですが…なんかいろいろ想像力かきたてられるじゃないですか。TOPに立つってのは楽しいことばかりじゃないのよ、みたいな。え、そうでもない?

•BETWEEN STRANGERS 
 (直訳:見知らぬ人たちのなかで)
 →「微笑みに出会う街角」 (2002.カナダ/イタリア)
これも一つ上と同様、よりわかりすく改変した、ということかな。ハッピーエンドの香りが題名から既に漂ってきまして、それが良いか悪いかは微妙なとこだと思いますが、コニャック的には抑えのきいた良い邦題かなと思います。

•I KNOW WHAT YOU DED LAST SUMMER 
 (直訳:あんたが去年の夏なにやったか、あたい知ってるもんね)
 →「ラストサマー」 (1997.米)
これはもう、長過ぎたから簡潔にしただけでしょう。
面白いのが、続編のラストサマー2。
原題は"I STILL KNOW WHAT YOU DID LAST SUMMER"
(直訳:あんたか去年の夏なにやったか、あたいまだ知ってるもんね)


さて次は、邦題が原題の原型をとどめていないもの。

 •LITTLE WOMEN 
 (直訳:小さな女たち)
 →「若草物語」 (1994.米)
LITTLE WOMENは、直訳だと「うちのかみさん」になります。しかしお母さん不在の4人姉妹の家の話なので、単純に小さな女たち(少女じゃなくて一人前の女という意味ね)、みたいな意味だと思われます。しかし、最初に『若草物語』とした人はすごいセンスですな。

 •CREEP
 (直訳:そっと忍び寄る)
→「0:34 レイジ34フン」 (2004.英)
意味がわかりません。ええと、殺人鬼が徘徊する地下鉄に乗ってしまったヒロインの恐怖を、不気味な映像満載で描いたホラー…らしいのですが、コニャックはこの映画を見たことがないので0時34分が何を示しているのかさっぱりさっぱり。それにしてもカタカナはちょっと、痛いと思うのですがいかがでしょうか。そして何故二回繰り返すか。

 •YOU CAN'T TAKE IT WITH YOU
 (直訳:お金じゃ買えない価値がある:下記参照)
 →「我が家の楽園」(1938.米)
コニャックの英語力では原題を訳せなかったので、ググってみました。すると、
◆You can't take it with you when you die◆
This proverb is used to mean that material things, such as money or possessions, are not valuable.
という記事を発見。英語のことわざ-ジャパンタイムズ-より。「このことわざは、お金や財産に本当の価値なんて存在しないんだよ、という意味です」との説明がありました。正しい直訳は、「死ぬときにゃ何も持ってけないんだぜ」ですね。映画の内容は、土地の買収を目論む実業家とおかしな偏屈一家の交流をハートフルに綴るコメディ、ということで、原型なくなってますがなかなかの名邦題じゃないですかね。

 •FANTASTIC VOYAGE
  (直訳:不思議な航海)
 →「ミクロの決死圏」 (1966.米)
驚くべきことに、エキサイト翻訳にFANTASTIC VOYAGEをかけたところ、「ミクロの決死隊」と出てきました! いや、これは名邦題です。原題も素敵ですけど、邦題も負けず劣らずカッコいい。昔の邦題って、潔くっていいね。

 •ONCE UPON A TIME IN HIGH SCHOOL 
 (直訳:昔むかし、高校で)
 →「マルクチュ青春通り」 (2004.韓)
直訳のまずさは眼をつぶって(ry  これまた大胆な邦題ですな。最近の映画なのに、なんかこう、訳し方の強引さに時代を感じるのは何故でしょう。韓国映画には、次のようなのもあります。

 •MUTT BOY
 (直訳:野良犬少年)
 →「トンケの蒼い空」 (2003.韓)
 •TOO BEAUTIFUL TO LIE 
 (直訳:嘘をつくには美しすぎて)
 →「彼女を信じないでください」 (2004.韓)
 •WINDSTRUCK
 (直訳:突風?)
 →「僕の彼女を紹介します」 (2004.韓)

トンケの蒼い空、はともかく他はイマイチです。ところで今気づいたんですがこれ英題なので、原題とはちょっと違いますね。すみません。まあ面白いのでこのまま載せます。しかし韓国映画の邦題の、語りかけ口調の多いこと。ターゲットの主婦層や若者に親しみをもたせるためにそうしているのでしょうか? にしても言葉としてあまり締まりがないというか安直というか…え?お前にいわれたくない?

•THE FEARLESS VAMPIRE KILLERS OR: PARDON ME, BUT YOUR TEETH ARE IN MY NECK 
(直訳:大胆不敵な吸血殺人鬼そして:失礼、あなたの歯がわたしの首にありますよ)
→「吸血鬼」 (1967.英)
今回一番笑ったのがこれ。大胆にカットし過ぎだろう!


他にもいっぱい面白いのがあったんですが、キリがないので今回はこのへんで。
また暇があったら書き出してみたいと思います。
今回あらすじとか載せてる部分は、WOWOWさまのパンフレットからそのまんま引用してたりしますのであしからず。
あー楽しかった。一人遊びの上手なコニャックでした。
# by policecognac | 2006-11-22 22:59 | 良いnewsと悪いnewsがあります

にんともかんとも

こんにちは。
世の中うまくいかないなあ、とため息ついてばかりです。
手がかじかんで巧くキーがうてませんよ。

さて…

地元の市役所で、臨時職員に決まりました。やったあ…(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ





24日から勤務です…



うーーーーーーーーーーーーーむ





はあ、やっぱりダメです。テンションがあがりません。
家族とけんかなんてするもんじゃないです。
しかも、相手は一度怒ったら三箇月は口聞いてくれませんし、謝れば謝るほど怒ります。

…一つ屋根の下…

やっぱり、他所の地に職を求めた方がいいのじゃないかという気がします。
いちど一人暮らしになれてしまうと、元にはなかなか戻れません。

落ち込みまくりのコニャックでした。
# by policecognac | 2006-11-22 00:22 | 居場所を求めて

仮面ライダーカブト 第41話

田所さん、41話目の真実

こんばんは。今日もさみーですよ。
一週飛ばした仮面ライダーカブトの感想、いってみよう。
いつもだらだら書き過ぎなので、今回はシンプルにいこうと思います。

ウカワームが死に、新キャラ(ラスボスっぽい)登場。喪服シスターズを一歩後ろに従える様から、どうやら彼女たちのボスつまりワームのボスであることが窺えます。この男、生身のアクションがやたらめったらかっこいい!!一体何者ですかと思い調べてみると、坂口拓さんという俳優の方で、殺陣やアクションをウリに活躍してらっしゃるお方でした。矢車さんと闘って欲しいなあ。でも、いまの矢車さんはふぬけになっちまってるからなあ…

ワームに擬態解除させる新型爆弾を開発したゼクト。あれ、ゼクトスコープはやっぱり黒歴史認定なのでしょうか。おかげで、田所さんの正体がバレてしまいました。角があるのでネイティブでした。さらに、タイミングよく親父=ゼクトのトップと判明し、人間不信に陥る加賀美。動揺したガタックはサナギワームに一方的にやられるわで、戦いの神の肩書きが台無しです。まったく、それにしても毎回毎回田所さんを「信用できない」といったり「信じてます」と言ったり、こういうやりとり一体何回目だお前は。覚悟が足りんなあ。

何やら山登りをして朝日を拝み思いを新たにする天道ですが、なんと天道のベルトは7年前渋谷隕石の折にネイティブ(に擬態した両親)の手からもらったもので、ネイティブと呼ばれるワームはそれよりずっと以前のマスクドライダー計画の開始された35年前に、未確認の隕石によってもたらされた生き物であるらしい。ゼクトを人間に作らせたのはネイティブ、ゼクトですらネイティブワームによって支配される機関…それにしては、ワームとゼクトで手を組んでライダー殺そとしたり、ワームがネイティブ殺そうとしだしたのが物語の後半だったり、後出し感が否めないな、とおもうのですが…

とりあえず田所さんはネイティブだったよー、ということで待て次回。。

今週のホッパー兄弟

「ねえ、俺もそろそろしゃて…ゴホ、弟とか欲しいよう兄貴」
「そうだな、一人でも多くのやつが地獄をみればいい」
「あ、あそこに手頃なやつがいるよ」
「誰だ? 知っているのか」
「あいつは仮面ライダーサソード、名門のおぼっちゃまくんだぜ」
「仮面ライダー、そしておぼっちゃまくんか…いいなあ…むかつくよなあ…いっぺんシメとくべきだよなあ」
「俺たちで地獄を味あわせてやろうぜぇ」

そんな理由でゼクターを使っていいと思ってるんでしょうか。
天道も私用で使いまくってるからいいけどね、なんかこう最終決戦に向けての緊張感とか欠片もありませんな。あからさまにギャグに走られると、反応に困ります。
# by policecognac | 2006-11-19 20:31 | 仮面ライダーカブト感想

父親たちの星条旗

公式サイト

ちょっと前に観に行ってきました。クリントイーストウッドの撮る、硫黄島二部作のアメリカ版。
第二次大戦中、日米双方の要である硫黄島で戦った兵士たちをテーマに扱った半ドキュメンタリー映画。と言ってもいいかと思います。


コニャック的におすすめ度は★★★★★五つ星!

というかね、圧巻なのがSFXです。
ただ迫力がある、というだけでなく、ディティールが細かい細かい。
映画のエンドロールでバックに当時の写真がスライドショーのように流れるのですが、あまりにも本編の再現度が高かったことにここで気づいてびっくりします。
衣装はくたくた、頬はやせこけ、不潔な備品に泥まみれの医療器具。
硫黄島の擂鉢山から太平洋を俯瞰する構図。
砂糖にたかる蟻のように、硫黄島を取り囲むおびただしい数のアメリカ海軍の戦艦。
一体どんな手間をかけたらここまで戦場を再現できるのか。

本編ですが、硫黄島の死闘と本土でのキャンペーンツアーの様子が交互に行き来する構成になっています。
でですね、この映画の特徴は「敵」にあたる日本兵に対して、主人公たちが復讐心抱かないところです。
画面上でも日本兵はせいぜい不気味な影として暗躍するにとどまり(しっかり米軍を虐殺しますが)我々見ている側も、アメリカ兵の青年に感情移入しているにもかかわらず、不思議と憎しみの気持ちがわかない。
心に芽生えるのは、どうしようない空しさだけ。
そこにあるのは正義対悪の構図ではなく、人間と人間の殺し合いです。
プライベート•ライアンでは、映像のリアルが思い出というセンチメンタリズムに昇華されているきらいがありましたが、父親たちの星条旗では、戦場の有様を我々が心に刻むことによって、いまもそこに眠る兵士たちの魂を昇華するために映像があるような気がしました。

映像においても脚本においても、監督のリアリティを追求する姿勢というのに恐れ入る、非常によくできた映画でした。ハリウッドの底力ですね。


これね、予告編だけ見るとプロパガンダ映画っぽいですが、「真の英雄はあの島に眠っている友人たちです」という台詞の本当の意味は、映画を全編見てはじめてわかると思います。

本編終了後に「硫黄島からの手紙」の予告カットが流れますが、予告はちょっと、あれ、不安…なかんじでした(笑)。色調が明るめですし、登場人物のどアップが多い映画って苦手なんです。までも、同じ監督、脚本、カメラマンが撮るということでやっぱり期待大。
# by policecognac | 2006-11-17 20:29 | 刑事映画以外も観ます